年末に浅草・浅草寺境内で行われる、歳の瀬を飾る風物詩、浅草歳の市羽子板市に合わせ、平成の30年間に発表した変わり羽子板を各年度1枚厳選し、展示公開致します。
弊社の変わり羽子板は、今年明るい話題を提供した方を題材としており、明るい話題を提供頂いた方の運気、パワーをお借りして、“災いをはねのけ”、その年が良い年となる様にと祈願して制作しています。なお、一点製作の非売品になります。
今年の発表の様子
■日時:令和元年12月17日(火)~23日(月) 9:15~18:00
■場所:久月浅草橋総本店 1階売場
東京都台東区柳橋1-20-4 ※JR浅草橋駅東口/都営地下鉄浅草橋駅A3出口
■羽子板について
羽子板とは、女の子の赤ちゃんが初めて迎えるお正月にその子だの“お守り”として贈られます。旧暦の12月から1月の間は、十二支による暦の上で「丑・寅」にあたり、「鬼門(よくない結果が起こりやすい時)」の時期になり、その時期を生命力の弱い赤ちゃんが無事に通過出来る様にという願いが込められて、室町時代頃より魔除けとしての習慣が出来ました。
羽子板遊びでつく羽の黒くて堅い玉は「無患子(むくろじ)」といい、「子が患らわ無い」とも読めるように、無病息災のお守りの意味もあります。また、「はね」が飛ぶさまが病気を運ぶ蚊を食べるトンボに似ていることから、子どもが蚊に刺されないように、病気にならないようにとの願いも込められました。