2023年「今年の期待びな」発表

「女の子の成長と幸せを願い、厄祓いを行う風習である」ひな祭り(3/3)を迎えるにあたり、今年活躍が期待される人物をモチーフにしたひな人形「今年の期待びな」を令和5年1月25日(水)に久月本社で発表展示いたしました。
ひな祭りはもともと、平安時代のお人形(ひいな)遊びと、ひとがたに自分の厄を移して海や川へ流した「流しびな」の行事が結びついたものです。そこから、ひな祭りでは、人形が身代わりになり、子供に災いが降りかからないようにという家族の願いや、人生の幸福が得られるようにという暖かい気持ちを込めて人形を飾るようになりました。

今年は日本の世界での躍進で世の中を明るくなる様にと男雛・女雛だけを飾る親王飾りから、今回は初めて五人飾りとして制作しました。

プロ野球から、日本選手最多の56号本塁打を放ち、三冠王に輝く活躍を見せた村上宗隆選手。女子フィギュアスケートから、北京五輪で銅メダルを獲得し、エースとして活躍する坂本花織選手。競泳から、白血病を乗り越え、復帰後の東京五輪で決勝進出を果たした池江璃花子選手。柔道から、東京五輪で同日に兄妹で金メダルを獲得した阿部詩選手。卓球から、東京五輪で日本卓球史上初の金メダルを獲得した伊藤美誠選手。世界で活躍する2000年生まれの日本人5名を選出、スポーツの力で日本をより明るくしてほしい、更なる成長に期待を込めて制作しました。

・ひな祭りについて

●展示公開スケジュール